マチスコア データで街を選ぶ

保育所に入りやすい街ランキング TOP50【待機児童ゼロの自治体】

待機児童数の少なさと保育所の受け入れ規模で、全国の自治体をランキング。「保活」で悩まない街を見つけましょう。

最終更新:2026年3月 ・ 出典:こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和7年)」

共働き世帯にとって、保育所に入れるかどうかは子育て環境の最重要ポイントです。待機児童が多い地域では「保活」に大きな負担がかかり、育休復帰の計画にも影響を及ぼします。

この記事では、こども家庭庁が公表する「保育所等関連状況取りまとめ(令和7年)」のデータをもとに、待機児童数が少ない(ゼロを含む)自治体をランキング形式でご紹介します。同じ待機児童ゼロでも、申込者数(=保育需要の規模)が大きい自治体ほど、受け入れ体制がしっかりしていると評価しています。

待機児童ゼロの自治体数

1018市区町村

人口1万以上・申込者数1人以上の自治体のうち

全国の待機児童数(合計)

2,187

同条件の自治体における合計

1. なぜ待機児童数が重要なのか

育休復帰と保育所確保

育休からの復帰時期は保育所の空き状況に大きく左右されます。待機児童が多い地域では、希望する時期に復帰できず、キャリアへの影響が生じることも。待機児童ゼロの自治体であれば、計画的な復帰がしやすくなります。

保活ストレスの軽減

都市部では数十か所の保育所に申し込みを出す「保活」が社会問題になっています。待機児童が少ない地域では、自宅や職場から通いやすい保育所を選ぶ余裕が生まれ、保護者の精神的・時間的な負担が大幅に軽減されます。

子育て移住の判断材料

テレワークの普及により、勤務地にとらわれない子育て移住が増えています。保育所に入りやすい自治体を選ぶことは、移住先選びの重要な判断材料です。待機児童数は自治体の子育て支援への本気度を示す指標のひとつといえます。

2. ランキングの見方

本ランキングは以下の基準で自治体を並べています。

待機児童数(第1ソート)

待機児童数が少ない順に並べます。0人の自治体が最上位となります。こども家庭庁の定義に基づく数値です。

申込者数(第2ソート)

同じ待機児童数の場合は、保育所等の申込者数が多い自治体を上位にしています。保育需要が大きいのに待機が出ていない=受け入れ体制が充実している、という考え方です。

保育所等数

認可保育所、認定こども園、小規模保育事業等を合わせた施設数です。選択肢の多さの目安になります。

対象自治体

人口1万人以上かつ保育所等申込者数が1人以上の自治体を対象としています。極端に小さい自治体は除外しています。

3. 保育所に入りやすい街ランキング TOP50

待機児童数の少なさ・保育所等の受け入れ規模で評価した上位50自治体です。

1 神奈川県 横浜市
待機0
申込者: 74,523人 保育所: 665か所 人口: 3,777,491
2 大阪府 大阪市
待機0
申込者: 58,696人 保育所: 418か所 人口: 2,752,412
3 愛知県 名古屋市
待機0
申込者: 50,812人 保育所: 402か所 人口: 2,332,176
4 神奈川県 川崎市
待機0
申込者: 37,054人 保育所: 300か所 人口: 1,538,262
5 北海道 札幌市
待機0
申込者: 34,262人 保育所: 287か所 人口: 1,973,395
6 埼玉県 さいたま市
待機0
申込者: 31,624人 保育所: 193か所 人口: 1,324,025
7 兵庫県 神戸市
待機0
申込者: 30,203人 保育所: 227か所 人口: 1,525,152
8 京都府 京都市
待機0
申込者: 28,179人 保育所: 251か所 人口: 1,463,723
9 広島県 広島市
待機0
申込者: 27,966人 保育所: 205か所 人口: 1,200,754
10 宮城県 仙台市
待機0
申込者: 22,409人 保育所: 186か所 人口: 1,096,704
11 熊本県 熊本市
待機0
申込者: 20,796人 保育所: 172か所 人口: 738,865
12 新潟県 新潟市
待機0
申込者: 20,178人 保育所: 224か所 人口: 789,275
13 千葉県 千葉市
待機0
申込者: 19,886人 保育所: 158か所 人口: 974,951
14 大阪府 堺市
待機0
申込者: 19,877人 保育所: 116か所 人口: 826,161
15 岡山県 岡山市
待機0
申込者: 18,677人 保育所: 118か所 人口: 724,691
16 東京都 練馬区
待機0
申込者: 18,076人 保育所: 125か所 人口: 752,608
17 福岡県 北九州市
待機0
申込者: 17,390人 保育所: 156か所 人口: 939,029
18 東京都 大田区
待機0
申込者: 15,878人 保育所: 105か所 人口: 748,081
19 東京都 江戸川区
待機0
申込者: 15,325人 保育所: 92か所 人口: 697,932
20 静岡県 浜松市
待機0
申込者: 15,164人 保育所: 110か所 人口: 790,718
21 東京都 江東区
待機0
申込者: 14,737人 保育所: 104か所 人口: 524,310
22 東京都 杉並区
待機0
申込者: 14,437人 保育所: 91か所 人口: 591,108
23 静岡県 静岡市
待機0
申込者: 13,343人 保育所: 138か所 人口: 693,389
24 鹿児島県 鹿児島市
待機0
申込者: 12,926人 保育所: 137か所 人口: 593,128
25 大分県 大分市
待機0
申込者: 12,208人 保育所: 88か所 人口: 475,614
26 千葉県 市川市
待機0
申込者: 11,791人 保育所: 84か所 人口: 496,676
27 広島県 福山市
待機0
申込者: 11,734人 保育所: 107か所 人口: 460,930
28 石川県 金沢市
待機0
申込者: 11,468人 保育所: 103か所 人口: 463,254
29 栃木県 宇都宮市
待機0
申込者: 11,264人 保育所: 74か所 人口: 518,757
30 東京都 葛飾区
待機0
申込者: 11,149人 保育所: 94か所 人口: 453,093
31 東京都 品川区
待機0
申込者: 11,045人 保育所: 87か所 人口: 422,488
32 宮崎県 宮崎市
待機0
申込者: 11,014人 保育所: 124か所 人口: 401,339
33 富山県 富山市
待機0
申込者: 10,738人 保育所: 92か所 人口: 413,938
34 千葉県 柏市
待機0
申込者: 10,420人 保育所: 58か所 人口: 426,468
35 香川県 高松市
待機0
申込者: 9,812人 保育所: 76か所 人口: 417,496
36 千葉県 松戸市
待機0
申込者: 9,148人 保育所: 63か所 人口: 498,232
37 群馬県 高崎市
待機0
申込者: 8,958人 保育所: 83か所 人口: 372,973
38 長崎県 長崎市
待機0
申込者: 8,950人 保育所: 107か所 人口: 409,118
39 茨城県 つくば市
待機0
申込者: 8,697人 保育所: 56か所 人口: 241,656
40 福岡県 久留米市
待機0
申込者: 8,504人 保育所: 73か所 人口: 303,316
41 大阪府 枚方市
待機0
申込者: 8,339人 保育所: 58か所 人口: 397,289
42 愛知県 豊橋市
待機0
申込者: 8,034人 保育所: 58か所 人口: 371,920
43 千葉県 流山市
待機0
申込者: 8,009人 保育所: 38か所 人口: 199,849
44 愛知県 一宮市
待機0
申込者: 7,999人 保育所: 66か所 人口: 380,073
45 愛知県 豊田市
待機0
申込者: 7,847人 保育所: 75か所 人口: 422,330
46 群馬県 前橋市
待機0
申込者: 7,841人 保育所: 68か所 人口: 332,149
47 大阪府 高槻市
待機0
申込者: 7,822人 保育所: 44か所 人口: 352,698
48 福井県 福井市
待機0
申込者: 7,700人 保育所: 82か所 人口: 262,328
49 東京都 中野区
待機0
申込者: 7,212人 保育所: 52か所 人口: 344,880
50 愛知県 春日井市
待機0
申込者: 6,981人 保育所: 42か所 人口: 308,681

※ 人口1万人以上・申込者数1人以上の自治体が対象。出典:こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和7年)」

4. ランキングの傾向分析

大都市でも待機児童ゼロは実現できる

ランキング上位には、申込者数が数千人規模の大きな自治体も含まれています。保育施設の計画的な整備や、企業主導型保育の活用、保育士の処遇改善など、自治体の積極的な取り組みが待機児童ゼロの実現につながっています。

地方自治体の保育環境の強み

地方では保育需要に対して施設供給が十分なケースが多く、希望する保育所に入りやすい傾向があります。園庭が広い、自然保育を取り入れているなど、都市部にはない保育の質の高さも魅力です。

「隠れ待機児童」にも注意

公表される待機児童数には、特定の保育所のみを希望するケースや、育休延長中のケースが含まれないことがあります。実際の保育所の入りやすさを判断するには、待機児童数だけでなく、申込者数に対する利用児童数の割合(充足率)にも注目しましょう。

5. 保活で確認すべきポイント

1

入所可能時期の確認

4月一斉入所以外にも、年度途中の空き状況は自治体によって大きく異なります。移住時期に合わせた入所が可能か、事前に確認しましょう。

2

保育料と副食費

3歳以上は保育料無償化ですが、副食費(おかず代)や延長保育料は自治体・施設によって異なります。実質的な負担額を比較しましょう。

3

延長保育・病児保育

共働きでは延長保育の有無と時間帯が重要です。子どもの急な発熱に対応できる病児保育施設の有無も確認しましょう。

4

保育の質と方針

待機児童数だけでなく、保育理念や教育方針、給食の内容、園庭の有無なども比較ポイントです。見学して雰囲気を確かめることをおすすめします。

5

小学校との接続

保育所卒園後のことも見据えて、学童保育の空き状況や小学校の評判もあわせて確認しておくと安心です。

保育環境は子育て移住の重要な判断材料ですが、医療・教育・財政力と総合的に評価することをおすすめします。マチスコアの子育て移住おすすめランキングでは6軸の総合評価を、教育環境ランキングでは教育面からの分析を掲載しています。

6. 待機児童データの読み解き方 — 「隠れ待機児童」とは

待機児童数は保育環境を測る重要な指標ですが、公表されている数値だけでは実態を正確に把握できないケースがあります。ここでは「隠れ待機児童」の問題と、データのより深い読み方を解説します。

「隠れ待機児童」とは何か

厚生労働省(現・こども家庭庁)の定義する「待機児童」には、いくつかの除外条件があります。特定の保育所のみを希望している児童、育児休業を延長した保護者の児童、求職活動を休止した保護者の児童などは、待機児童数にカウントされません。これらは「隠れ待機児童」(潜在的待機児童)と呼ばれ、実際に保育所に入れていない児童数は公表値よりも多い可能性があります。

より実態に近いデータの見方

保育所の入りやすさをより正確に把握するには、「利用申込者数」と「利用児童数」の差を確認する方法があります。この差が大きい自治体は、待機児童数が少なくても実際には保育所に入れていない児童が一定数いる可能性があります。こども家庭庁の公表データでは、待機児童数に加えて申込者数や利用児童数も掲載されているため、これらを総合的に見ることで実態に近い状況を把握できます。

自治体への直接確認の重要性

統計データは年1回の調査時点のスナップショットであり、年度途中の状況は反映されていません。実際に移住を検討する際は、自治体の保育課に直接問い合わせ、希望する地域・年齢での入所可能性を確認することをおすすめします。「何月入所なら空きがあるか」「第何希望までの保育所なら入れる見込みがあるか」など、具体的な質問をすることで実態に近い情報を得られます。

保育も教育も医療も。総合的にぴったりの街を見つけよう

保育環境だけでなく、6つの軸であなたにぴったりの街を無料で診断できます。

無料で診断する